YouTube初心者の戦略

YouTubeは今やレッドオーシャンで、さらにコロナで芸能人が続々と参入している。

 

そんな中、今からYouTubeをはじめてみたいと思っている方も多いかと思います。

事業のPRとして、副業や趣味など、理由は様々あると思います。

 

さて、今からYouTubeをはじめるとして、果たして上手くいくのか不安ではないですか?

このページでは、これからYouTubeをはじめてみたい方に、経営学の理論を使って適切な戦略を考えてみました。

 

 

YouTubeがレッドオーシャン?

YouTubeは競争の激しい市場、つまりレッドオーシャンになっています。

ライバルが多い環境ですね。

 

YouTuberが一般的に許容されて、テレビなどでは主に収入面で注目されることが多く、趣味や副業で動画投稿をはじめている方が多くなっています。

 

動画編集のフリーソフトやスマホの進化などで、動画の編集や投稿がし易くなったことで、参入障壁が少なくなってきたのも手伝っていると思います。

 

そして、最近の大きな動きとしては、芸能人のYouTube参入の加速でしょう。

ただでさえライバルが多いのに、会社で例えるならば大企業が続々と参入してきた状況。

 

一個人のぽっと出素人が、資金や人脈、ノウハウ、資産の豊富な玄人とどう戦えばいいのでしょうか?

 

 

経営学的に考えると

一個人を中小企業(零細)と例えて、中小企業が取るべき戦略として一般的に言われるものとして、ニッチな分野に集中して投資すべきという戦略です。

 

経営学者のマイケル・ポーター先生が競争の3つの基本戦略を示しています。

  • 差別化戦略・・・競争相手に対して価格以外で独自性をだして勝負
  • 低コスト戦略・・・競争相手より低いコストで勝負
  • 集中戦略・・・市場そのものを細分化して、自分に合った市場で勝負

 

資金の乏しいぽっと出素人は、このうちの集中戦略、つまりYouTubeのジャンルを細かく分解して、そのうちのこのジャンルなら他の投稿者に勝てそうだというところで、集中して資金や労力、時間を投資した方がいいということですね。

 

エンタメ系、ゲーム実況、美容系、教育系と様々なジャンルがあります。

そこで、自分はゲームが好きだからゲーム実況で勝負をしたいと考えます。

であるならば、ゲーム実況というジャンルもさらに分解して、例えばパズル系ゲームなら誰にも負けない自信がある。

だから、パズル系のゲーム実況に集中して動画投稿するという形です。

 

 

差別化戦略はどうなのか?

差別化戦略や低コスト戦略は、大きな市場を対象として勝負します。

ジャンルを問わず広く視聴者を獲得しようとする場合に取る戦略です。

 

差別化戦略であるなら、動画のデザイン、ブランドで差別化して、他の動画投稿者とは違う魅力をつくっていく。

 

ですが、資金やノウハウ、ブランド構築の時間が必要であることが多く、ぽっと出の素人がゲーム実況から美容、教育系と様々なジャンルで、老若男女の視聴者を対象とする動画を作るのは大変です。

 

 

低コスト戦略はどうなのか?

ある業界のある製品の標準価格が1000円で、標準コストが500円だと、利益は500円だとします。

 

低コスト戦略は、コストを切り詰めてコストを400円に抑え、800円で売る戦略。

(必ずしも低価格で販売するわけではありませんが・・・)

 

この場合、利益は300円。

そして大量に売る。

 

ですが、この戦略には限界があります。

コストを切り詰めるには限界があり、他の企業が真似をしたら、価格競争に突入し、利益がどんどん減っていくこと。

 

この戦略に耐えられるのは体力のある企業や多くの人員や設備を持っている企業、つまり資金に余裕のある大企業などです。

 

YouTubeでの動画投稿に置き換えると、動画収録、編集、投稿作業、SNSでの拡散など、やることが多いです。

 

これを一人でやるのと、カメラマンや編集者、広告担当などいる方が一人当たりの作業時間は短く、労力も少なく、大量に動画を作ることが出来ます。

 

人がいなくても、外注する資金があれば同様です。

 

また、低コスト戦略では、規模の経済性と経験曲線効果により低コストを実現していきます。

 

 

動画投稿における規模の経済性

規模の経済とは、生産量が増大するに従い、平均費用(製品1つあたりの生産コスト)が少なくなっていく現象です。

 

例えば、フリーソフトを使って動画を編集する場合、3時間かかるとします。

その他の作業は、ここではわかりやすくするため0時間とします。

 

時間をお金に換算します。(動画を作らずバイトしていれば稼げるお金。時給1000円)

動画1つを作るのに3時間なので3000円かかることになります。

編集ソフトはフリーソフトなので固定費は0円。

0+3000円=3000円

 

では、高級な編集ソフトを使える環境の投稿者の場合。

編集ソフトはピンキリですが、

ADOBE PREMIERE PRO Creative Cloudコンプリートプラン(月額5680円)

を使っているとします。

 

また、編集が得意な人と契約していた場合。

ぽっと出素人がフリーソフトを使って作った動画と同じような動画を作るのに1時間かかるとします。

(編集のプロはテクニックとノウハウがあり、高級な編集ソフトは機能が豊富)

 

5680円+1000円+編集者の賃金1000円=7680円

動画一つだけ見るとこちらの方が費用がかかってます。

 

それでは、動画の本数を増やしましょう。

毎日投稿で1か月30本。

 

ぽっと出素人

動画一つ3000円×30=90,000円

 

玄人

動画一つ2000円×30+5680円=65,680円

(編集ソフト5680円で動画を何本も作成できるので、5680円は1か月間の動画制作コストに最終的にプラスする形になります。)

 

このように、動画の本数が多くなるにつれて動画一つあたりのコストが低くなっています。

総コスト65,680円÷動画の本数30=動画一つあたり2,189円

ぽっと出素人は、動画一つあたり3,000円

 

 

動画投稿における経験曲線効果

経験曲線効果とは、製品の累積生産量が増加するに従い、製品1つあたりの生産コストが減少していくものです。

 

例えば、動画一つ作るのに最初は3時間かかったけど、慣れてきて2時間に減った場合など。

これは、ぽっと出素人でも当てはまることです。

 

ですが、編集者やカメラマン、企画担当などを雇っている玄人は、すでに慣れています。

また、一つの編集をするにもテクニックをいくつも持っていて、ノウハウがあります。

スタートラインがそもそも違ってくるのと、コストの減少度合いも異なります。

 

 

これからYouTubeをはじめる場合は差別化集中戦略でいく!

上記のように、大きな市場で大勢の視聴者を獲得しようと戦う場合、大手にはかないません。

では、これからはじめようとする人はどうすれば良いのか?

 

大きな市場(ジャンル)ではなく、大手が入って来れないようなジャンルを選び、労力や時間や費用を集中して投資する。

ですが、大手が真似をしたら即潰されるので、他の人が真似できないような動画を作っていく。

 

(*^^*)

(´゚д゚`)無理ゲー!

 

めちゃくちゃ可愛い美少女の場合、独自の魅力と言っていいですが、芸能人の中にいたら普通になってしまう場合、差別化できません。

 

ですので、芸能人が出来ないようなジャンルで勝負する。

例えば、別に可愛いし得意でもないけど、司法試験予備試験受けます!的な。

芸能人は資格の勉強する時間はなかなかとれないですし、別に司法試験受けなくても本業があるから特にメリットがなく真似しませんよね。

 

教育系のジャンルの中で、資格試験勉強動画の中で、予備試験受験動画という狭い分野で、めちゃくちゃ可愛い美少女という魅力でトップになることはできそうですね。

 

トップになると、その分野では再生数が多く、行列効果やバンドワゴン効果により、さらに再生数が増えます。

(みんなが見ているなら良い動画だろうという心理)

 

一定の再生数やファンが増えれば、予備試験受験動画を超えて、資格試験勉強動画という今より大きな市場からも流入が見込めます。

関連動画としても紹介されることも多くなるでしょう。

 

まずは、小さな分野でトップになり、とにかく再生数や特定のファンを増やし、徐々に大きくしていく方が、ぽっと出素人の戦略としてはいいのではないでしょうか?

 

ということで、これからYouTubeデビューをする、ぽっと出素人の四谷がお送りしましたw

 

 

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