行政書士試験独学勉強法―過去問集紹介
目次
行政書士試験を独学で勉強して合格する際、参考書選びに苦労すると思います。
独学の合否は参考書選びで決まると言ってもいいかもしれません。
このページでは、私が行政書士試験を独学で合格した際に使っていた過去問集を紹介します。
同様の内容を動画にしました!
このページ下方にありますので、もしよろしければ!
合格革命 行政書士 肢別過去問集
合格革命 行政書士 肢別過去問集 2020年度 (合格革命 行政書士シリーズ)早稲田経営出版
この過去問集が行政書士試験受験時代のメイン教材でした。
今まで紹介してきた参考書が、合格革命シリーズしかありませんが、別に早稲田経営出版の回し者ではありませんw
これから、いろんな参考書紹介しますが別の出版社のものもありますので(;´∀`)
特徴
2020年度版では、昭和63年から最新の令和元年までの本試験問題の法令科目を掲載しています。
古い年代から最新の過去問を一通り解くことが出来ます。
そうすることで、昔からの問題を言葉を変えて聞いてきたり、別の角度から聞いてきたりするんだな、ということが分かるかと思います。
この感覚を身に着けておくと、本試験でも慌てずに済みます。
一問一答のメリット
過去問集というと、年度ごとに全科目解いて、次の年度・・・
という作りの過去問集があるかと思います。
この過去問集は選択肢をバラバラにして、科目ごとに、さらにテーマごとにまとめ直したものになります。
このタイプの利点は、
- テーマごとに得手不得手がわかる
- テキストを参照しやすい
- 似た問題を解くことによって知識を固められる
この中で、一番の利点が最後の知識を固められる部分です。

とはいっても、法律家として知っておかなければならない、重要なテーマや論点は限られています。
そこで、過去に出たからと言って扱わないわけにはいかないので、
形を変えて出題されます。
過去問集、特に古い問題から新しい問題まで掲載されているものを利用する利点は、
どのように形を変えて出題されているのかを、体感できる点です。
そして、一問一答はテーマごとにまとめられているので、自然と似たような問題を連続で解くことになります。
形を変えて出題されている問題を体感しやすい形式なのです。

効率悪くね?
と思う方もいるかもしれませんが、
- 知識を確かなものにする
- 形を変えて出題される本試験の問題に対応する力がつく
この点考えると、無駄に思えても素直に解き続けることが近道だと思います。
肢ごとに出題年度が掲載されている
こちらも大変便利で、重要なポイントです。
同様の内容について過去に何度も出題されていた場合、その中で学習に適した1肢を掲載しています。
そして、肢の隣に年度が記載されるのですが、中には5つ記載されている(過去に5回出題されている)問題もあったりします。
この記載が多いほど、重要な論点だということがわかります。
では、過去に1回しか出題されていないからと言って、重要でないかといったら、そうではありません。
出題年度が近い年であった場合は、期間を空けているだけで、似たような問題が再度出題される可能性もあります。
対して、結構前に出題されて、再出題されていない問題は、何故出題されていないのだろうか?
と、考えることも面白いです。
出題の論点や聞き方がシンプルな問題は一回限りのものが多い印象があります。
または、言い回しをかなり変えて別の肢としてちゃっかり再誕していたり。
このように、出題の仕方にも目がいくようになります。
一問一答のデメリット
で言いましたが、目的は、
試験当日に会場で試験を受け、合格点以上の点数の答案を提出することです。
そして、本試験は当日にしか解けないので、普段の勉強はこれに近い勉強をすることが一番の近道になります。
過去問ですね。
そして、過去問の形式は5肢択一です。
ですので、一問一答のデメリットをあげるなら、本試験に一番近い勉強とは言えないところでしょうか。
しかし、過去問は過去問であり、本試験においては、最終的には1肢1肢○×を考えていくわけですから、大差はありません。
5肢択一の問題の解き方は、別で数年分サラッとやっておくぐらいでよろしいかと思われます。
(僕の場合、模試で補いました。)
これがメイン教材!
過去問を解くことが、本試験で問題を解くことの一番の練習です。
必然的にこれがメイン教材になりました。
どのように勉強したかは、別の記事にまとめます。
動画
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